京都 東寺の国宝像、S-Classにデビュー
城門に現れ敵を撃退した兜跋毘沙門天
唐の玄宗皇帝の時代、西にある城が異民族に襲撃された際、城門の上に毘沙門天が現れ退散させたという伝説から、国家鎮護の守護神として信仰を集める兜跋毘沙門天。
「兜跋」は唐から見た西域を意味する言葉に由来するとされ、一般的な毘沙門天像とは大きく異なり、金鎖甲と呼ばれる鎖を繋いだ鎧、高い宝冠を身に着けたエキゾチックな姿をしており、地天女が差し出す両手のひらの上に足を乗せて立ちます。
東寺所蔵の国宝像を60センチ超の迫力で再現
モデルは東寺 宝物館に所蔵される国宝「木造兜跋毘沙門天立像」。平安京の正面にあった羅城門の楼上に安置されていたと伝わるこの像は、異国情緒漂う造形美が特徴で、多くの模刻像が京都や奈良を中心に残されています。
詳細な資料をもとにイスムが制作した「S-Class 兜跋毘沙門天」は、イスム史上最大の総高60センチ。西域の特徴を色濃く表す表情やポーズ、鎧など、ディテールの再現に特にこだわりました。現在のイスムがお届けしうる、日常を彩る最高のアートです。あまたの伝説を持つ謎多き守護神